セルフメディケーションという言葉をご存知でしょうか。
名前は聞いた事あるという方は多いかと思いますが、正確な意味までご存知という方は案外少ないのではないでしょうか。
セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」
と世界保健機関(WHO)は定義しています。
日々の食生活で不足している栄養素をサプリメントで補ったり、
軽い症状の緩和や予防のため、一般に売られている一般用医薬品を使用して治療したりするのもセルフメディケーションですね。
自信の体調に関心を持って、正しいケアをすることで健康を維持することができます。
ただし、間違った知識や情報によるセルフメディケーションはかえって自身の健康を損ねてしまう可能性があるので、注意が必要です。
体調に違和感があるが病院に行くほどでもない、でもどんな薬を飲めばいいのか分からない。
そういう時には、かかりつけの薬剤師に相談してください。
その人の体調に合わせた薬の選び方や、医療機関で処方されている薬との飲み合わせなどもアドバイスさせていただきます。
さて、相談に来てくれた方に親身に対応するためには、薬剤師をはじめとした薬局スタッフの正しい知識が何よりも大切です。
そのため、中日エムエスでは一般用医薬品の勉強会も定期的に行っております。
先日9/21にも、第一三共ヘルスケアの方を講師にお招きし、一般用医薬品の勉強会を行いました。
今回のテーマは「秋冬の主要疾患とOTC医薬品」で、秋冬にかかりやすいかぜと湿疹・皮膚炎について、
仕組みや薬の効能、注意点など、詳しく講義していただきました。
季節の変わり目で体調を崩しやすくなる時期なので、皆さん体調管理にはくれぐれも気を付けてくださいね。
少しでも体に違和感を感じたら、処方箋が無くても構いません、気軽にご相談に来てください