調剤の業界では2年に1度、医療保険から医療機関に支払われる治療費(診療報酬)の見直しがあります。
これを「報酬改定」といいます。
今年は3年ぶりに介護報酬改定も行われ、
調剤事業部と介護事業部を併せ持つ中日エムエスグループとしてはダブル改定となり
大きな変化を強いられる年となりました。
改定年には全社員に等しく、正しい知識を持って業務に取り組んでいただけるようにと
必ず勉強会を開催しております。
今回は調剤事務員の勉強会の様子をご紹介します。
各店舗より1名以上の事務員が参加しました。
今回は年齢別に、グループ分けをしての着席。
下は19歳、上は・・・内緒ですが、
入社1年目の者から、勤続年数20年以上の事務員が一同となって新しい改定事項について学びます。
やはり先輩事務員のテーブルは今までの知識の基盤がありますし、
調剤報酬におけるさまざまな項目、またそれにまつわる加算点数などをきちんと把握している為
抜き打ちテストを行っても皆さま大変成績が良いです
後輩事務員においても、そういった先輩方からしっかりと
日々の業務を学んでいるなという姿勢が見られました。
改定部分をしっかり把握し、患者さまへしっかりと説明のできる社員となること。
これは最低限のことであり、さらなるプラスαとして
この改定の本質を捉え、また2年後に起こりうる変化にむけて
準備をしていくことのできる社員となること等
更なる成長を遂げるための意識改革について、常務取締役よりお話をいただきました。
勉強会後はテーブルごとに、患者さま対応のケーススタディを学びました。
薬局の現場でよくご質問いただく内容、またそれについての回答を発表
同じグループの調剤事務員として皆等しく、患者さま対応をさせてただけるように
こういった情報の共有も定期的に開催しています。
この勉強会で学んだことを基盤とし、各店舗にて店長に師事しながら
個々に知識を深めていただけることと期待しています