③夜眠れない、昼と夜を取り違え、騒ぐ
・不眠・昼と夜の取り違え
・眠りが浅い
・早く目が覚めたり、夜中に目を覚まし昼と勘違いする
・混乱している・大声をあげて騒ぐ
〔具体的対応〕
夜であることを話し、眠るように促しましょう
〔基本的対応〕
眠らせるための工夫をしましょう。
〔具体的対応〕
・入浴させてから寝かせましょう。
・快適な寝具(暖かくて軽い)を用意しましょう。
・興奮させるようなテレビを見せるのはやめましょう。
・隣に寝てあげましょう。
・軽食や温かい飲み物をとらせてあげましょう。
・寝る前に布団の上で軽い体操・マッサージをしましょう。
〔予防的対応〕
日中を活動的にしましょう
〔具体的対応〕
・会話を心がけましょう
・散歩をすすめましょう
・軽い作業(家事、庭仕事、ペットの世話など)をしてもらいましょう
・軽い運動(体操、踊りなど)をしてもらいましょう
・デイケアを利用しましょう
〔医療的対応〕
・身体状態のチェック
・薬物療法を行う
④食事をしたのに「食べていない」という
・何度も食べたものを要求する
・食べたことを忘れる
〔その場で対応〕
•「さっき食べたばかりでしょう」といってて納得させようとしない
•次に食べられる時刻を示してあげる
•食事の支度中であることを話してあげる
〔それでも要求する場合〕
•長持ちするあめ玉や軽いおやつを渡して満足させる。
•おやつなどを少量ずつわたしてみる。
〔原因を考える〕
•満腹中枢が侵されている
•欲求不満を食べることで満たす
次回は認知症介護の具体的対応法(後編)について解説します。
(参考・抜粋 エーザイ株式会社ホームページ)
http://www.e-65.net/
2013.02.04更新
認知症介護の具体的対応法(中編)
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