エムエスインフォメーション

2012.12.04更新

①財布や通帳が盗まれたという(物盗られ妄想)

・お茶を飲ませたりして、関心をそらしましょう。

・一緒に探すことを提案し、行動を起こしましょう。

・探してもないことがわかっているものや、毎回時間を
かけることがたいへんな場合は、別の代替品を用意
しておき、渡して納得させましょう。

〔繰り返される場合は〕
・財布などは最低限の小銭を認知症の方が保持し、
あとは家族などに預けておきましょう。

・入れる場所を決めておきましょう。

・よく隠す場所の見当をつけておきましょう。

〔言わないようにしましょう!〕
「冗談じゃないわ。私が盗るわけないでしょ」
「どこかにしまい忘れたんじゃないの?」
「ちゃんと探したの?」
「自分で隠したんじゃないの」


②存在しないものが見えたり聞こえたりする(幻覚)

夕方や夜間、天気の悪いとき、昼寝のあと、体調の悪いとき、
視力障害や聴力障害のあるときなどに、実際にないものが見
えたり(虫がいるなど)、聞こえたりする

〔その場で対応〕
・訴えを受け止めましょう
(本人には見えたり、聞こえたりしているので、否定しない)

・話のつじつまを合わせましょう
嫌がっているものが見えるようなら、追い払ったり、片付ける
格好をしましょう

〔おさまってから(ふだんからの)の対応〕
・照明の工夫によって、部屋を明るくしましょう。

・幻覚を誘発しているもの(壁のしみなど)があれば取り除いて
おきましょう。

・視力、聴力の障害があれば調整しましょう

〔言わないようにしましょう〕
「そんなもの見える(聞こえる)わけないでしょ」


次回は認知症介護の具体的対応法(中編)について解説します。

(参考・抜粋 エーザイ株式会社ホームページ)
http://www.e-65.net/

投稿者: 株式会社中日エムエス