エムエスインフォメーション

2012.05.25更新

細胞内のDNAやRNAなどの核酸や体内のエネルギー源であるATP(アデノシン三リン酸)が分解すると「プリン体」という物質になり、これが尿酸に代謝されます。尿酸は尿中に排泄されますが、体内の尿酸が増えると血液中に蓄積されて高尿酸血症になります。 性・年齢を問わず尿酸値7.0mg/dl以上の場合は、高尿酸血症と診断されます。

高尿酸血症の状態が長く続くと、血液に溶けきらなかった尿酸は結晶になって関節に沈着し、急性関節炎を引き起こします。 また、尿酸値の高い方に、肥満、高脂血症、耐糖能異常、高血圧症などがしばしば見受けられます。こうした合併症が虚血性心疾患や脳血管障害の発症率を高くしていますので、これら合併症の注意も重要です。

<高尿酸血症の治療について>
①尿酸が排泄されにくいタイプには、尿酸の排泄を促す薬(ベンズブロマロン、プロベネシドなど)
②尿酸が作り出されやすいタイプには、尿酸の産生を抑える薬(アロプリノール)
③1と2の薬を併用することもあります

次回は痛風における日常生活の注意点について解説します。


(参考・抜粋 東京都病院経営本部ホームページ) 
http://www.byouin.metro.tokyo.jp/eiyou/tsufu.html#link02

投稿者: 株式会社中日エムエス