エムエスインフォメーション

2013.04.24更新

⑤道に迷う、あてもなく歩き回る(徘徊)

<原因と対応>
状況を分析してみましょう
•行きつけのところや散歩に行って迷子になる
•慣れない場所で迷子になる
•特定の場所(実家、知り合いの家、公園、美容院、喫茶店、昔の職場、福祉センターなど)へ行きたがる
•家の方が不在のときに外出し、ときに迷子になる
•突然、出ていってしまう・興奮などから外にでる

外に出た場合の対応
•チャイムなどによって出ていくのをキャッチしましょう
•ついて歩きましょう
(ご近所をひとまわりなど)(バスなども利用してみましょう)
•ご近所の苦情対策をしましょう
•地域への協力要請をしましょう(交番、駅の改札口など)
外に出ないための工夫
•声をかけて、他のことに関心を向け、外出を思い止まらせましょう

<具体的な対応>
•お茶やお菓子に誘ってみましょう
•認知症の方の好みのもので誘ってみましょう
•しばらくしたら一緒に出かけてみましょう
•玄関に外出を思い止まらせるような文面の張り紙をしましょう
•やむを得ない場合は、広い空間を確保しながら鍵をかけましょう(玄関・門)
•時間を決めて散歩などに出して、満足させましょう
(行きたがる所へ、折をみて連れていき、満足させましょう)

⑥おもらしをする(失禁)<部屋の隅などでしてしまう>
(1) 原因や状況を判断しましょう
(2) 叱らないようにしましょう
(3) 失敗を未然に防ぐ方法を考えましょう
部屋の隅などでしてしまう
廊下・部屋の隅、ゴミ箱、風呂場などで排尿・排便する場合

トイレと思いこんで

トイレの代わりの容器を排尿場所におきましょう。
トイレを探しあぐねて

トイレの標示(トイレ、便所、お手洗い、かわや)などをつけてわかりやすくしましょう
未然に防ぐ方法

タイミングよくトイレに誘導しましょう

⑦家に帰りたがる(夕方症候群など)
夕方などに家に帰りたいと訴える。
認知症の方のいう自分の家は、生まれ育った家や、自分が若いころ住ん
でいた家であったりします。ですから、認知症の方の気持ちを思いやって、
否定したり説得するようなことはしないでください。
(これが「徘徊」の原因になってしまうこともあります)

具体的対応
「もう一晩泊まっていったら」などといって、思いとどまらせましょう。
一緒に出かけていって、要求を満たした上で、別のことに気を向かせて、思いとどまらせましょう。

(参考・抜粋 エーザイ株式会社ホームページ)
http://www.e-65.net/


次回は認知症の方の対応方法のまとめ(気持ちを理解する)について解説します。

投稿者: 株式会社中日エムエス